仕事の悩みを相談する相手がいない、という行き止まり
仕事の悩みがあるのに、相談できる相手がいない。「仕事の悩み 相談相手がいない」と検索したのは、そんな気持ちからかもしれません。
職場の人間関係がしんどい。でも、同じ職場の人には話しにくいものです。話した内容がどこで誰に伝わるか分かりませんし、相手もその人間関係の中にいます。友人に話そうとしても、職場の事情を一から説明するだけで疲れてしまう。家族に話せば心配をかけそうで、口に出す前に飲み込んでしまう。
それに、「わざわざ人に話すほどのことなのか」という迷いもあります。大きな事件があったわけではない。ただ、毎日少しずつ気が重い。こういう悩みほど、話し始めるきっかけがありません。
以前、人に話していいのか迷って、打ちかけた文を消したことがありました。誰かに聞いてほしい気持ちはあるのに、その「誰か」が思い浮かばない。相談相手がいないというのは、悩みそのものに加えて、それを外に出す場所がないというもう一つのしんどさを抱えている状態なのだと思います。
ひとりで考えても堂々巡りになる理由
相談相手がいないと、結局は自分の頭の中だけで考えることになります。けれど、ひとりで考えて答えが出るなら、たぶんもう出ているはずです。出ないのには、いくつか理由があります。
一つ目は、悩みが絡まったまま置かれていることです。「あの人が苦手」「職場の空気が重い」「この先このままでいいのか」。本来は別々の話なのに、頭の中ではひとかたまりになっています。私にも、今の職場への不満とこの先への不安が区別できないまま、ぼんやり重たいだけの時期がありました。ほどかないまま考えても、どこから手をつければいいのか分かりません。
二つ目は、考える材料がいつも同じことです。自分の中にある情報は、今の職場で見たこと、聞いたことが中心です。ほかにどんな働き方や環境があるのかを知らないまま比べようとしても、比べる相手がいません。
三つ目は、その日の気分に結論が引っ張られることです。嫌なことがあった日は「もう無理だ」と思い、何事もない日は「まあいいか」と思う。どちらも本音ではあるのですが、日によって揺れる結論をもとに何かを決めるのは難しいものです。
そして、身近な人に話せたとしても、それぞれの立場が入ります。同僚は同じ職場の当事者ですし、家族はまず心配が先に立ちます。友人は自分の経験から答えてくれますが、それが自分に当てはまるとは限りません。
つまり答えが出ないのは、考える力が足りないからではありません。職場の外で、絡まった悩みを一緒にほどいてくれる相手がいないから、というのが大きいのだと思います。
職場の外の相手に話せる場所として、キャリアコーチングを使う
そうした相手の一つとして、20代・30代向けのキャリアコーチングがあります。転職を決めていない段階から相談でき、一人の担当者が約3ヶ月、自己理解から入社後まで伴走してくれる仕組みです。
始め方は、LINEで友達追加をして、面談日程を決め、面談を受けるという流れです。最初の一歩は、LINEでつながるところからです。
相談の中では、たとえばこんなことを整理していけます。
- 今しんどいのは、特定の人なのか、職場の環境なのか、仕事そのものなのか
- 自分は仕事に何を求めていて、何なら我慢できるのか
- 住居や家族、お金のことなど、仕事を考えるうえで気になっている生活面のこと
転職そのものだけでなく、生活面の相談もできるのが特徴です。仕事の悩みは、暮らしの心配とつながっていることが多いので、まとめて話せる場所があるのは心強いと思います。途中で求人の紹介もあるので、ほかにどんな選択肢があるのかを知る材料にもなります。
費用は最後までかかりません。採用企業からの成功報酬で運営されている仕組みです。
「まだ辞めると決めていないのに、相談していいのだろうか」と迷う方もいると思います。私も、決めていないのに相談していいのか迷って、画面を閉じたことがありました。ただ、このサービスはもともと転職を決めていない段階からの伴走を前提にしています。決まっていないからこそ話を聞いてもらう、という使い方でいいはずです。向こうも仕事として受けているので、遠慮する必要はありません。
向いていない人と、知っておきたいこと
職場の特定の人との関係そのものを、今の職場の中で解決したいという場合は、社内の窓口や信頼できる上司のほうが向いていることもあります。このサービスは、今後の働き方やキャリアを考える場です。
また、途中で求人の紹介があります。紹介された求人に応募するかどうかは、自分で決めることです。紹介があったからといって、急いで決める必要はありません。
話してみて合わないと感じたら、続けなくて構いません。続けるかどうかは、相談してから決めればいいことです。
話す場所があると知っておくだけでも
仕事の悩みを相談する相手がいないとき、ひとりで抱え続けるのは思っている以上に消耗します。ちょっとでも誰かに話してみたい気持ちがあるなら、相談してみるのもありだと思います。
「何がしたいか分からない」から、「自分で選んだ」と言える転職へ【キャリナビ】
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もちろん、今すぐでなくても大丈夫です。「話せる場所がある」と知っておくだけでも、気持ちが少し軽くなることがあります。気が向いたときに、思い出してもらえたらうれしいです。

