休日、疲れて何もできないまま一日が終わってしまう。朝は起きられず、昼過ぎにようやく布団から出て、スマホを眺めているうちに外が暗くなっている。やろうと思っていた掃除も、会いたかった人への連絡も手つかずのまま、日曜の夜を迎える。
「せっかくの休みを無駄にした」と、自分を責めてしまう方も多いのではないでしょうか。
休日に疲れて何もできないのは、怠けているからとは限りません
私にも、休みの日の夜に次の週のことを考えて、気が沈んでいた時期がありました。体を休めているはずなのに疲れが抜けた感じがしない。何もしていないのに、なぜか焦っている。そんな感覚です。
この引っかかりの正体は、「疲れている」ことそのものより、「疲れが抜けきらないまま次の週が始まってしまう」ことにあるのかもしれません。平日にたまった疲れを休日だけでは埋めきれず、少しずつ翌週へ持ち越していく。そうなると休日は、自分のための時間ではなく、回復のためだけの時間になってしまいます。
それが続くと、趣味や人付き合いに回す気力が残らなくなります。そのうち「自分は何のために働いているんだろう」という問いが、はっきりした形のないまま、ぼんやりと浮かぶようになります。
何もできない休日は、だらしなさの表れではなく、今の働き方と生活のバランスが崩れているというサインなのかもしれません。
休みの日の疲れを「自分のせい」で片づけてしまう理由
それなら働き方を見直せばいい、と頭では分かっていても、実際にはなかなか答えが出ません。そこにはいくつか理由があります。
一つ目は、考えるための余力が残っていないことです。この先のことを落ち着いて考えられるのは、本来は休日です。けれど、その休日が回復だけで終わってしまえば、考える時間はどこにも生まれません。疲れているときほど、じっくり考える必要のあることが後回しになっていきます。
二つ目は、比べる相手がいないことです。自分が知っている職場は、たいてい今いる会社だけです。休みの日も疲れが抜けないのは働き方のせいなのか、それとも自分の要領が悪いだけなのか。基準がないので、結局「自分がもっと頑張ればいい」という結論に落ち着きやすくなります。
三つ目は、疲れの原因が一つではないことです。仕事量や残業時間だけでなく、通勤の長さ、住んでいる場所、お金の心配、家族のことなど、いろいろなものが重なっています。どれがどのくらい効いているのかを一人で切り分けるのは、思っている以上に難しいものです。
私も、疲れた日は「もう辞めたい」と思い、何事もない日は「まあいいか」と思う、というように、結論が日によって揺れていたことがありました。気になって少し調べてみても、「こうすべき」という意見ばかりが増えて、自分が何を望んでいたのか分からなくなったこともあります。
答えが出ないのは、意志が弱いからではありません。疲れた頭で、比べる材料もないまま、絡まった問題を一人で解こうとしているからだと思います。
休日まで消耗する働き方を、誰かと一緒にほどいてみる
一人で抱えていると絡まったままのものも、人に話しながら順番に並べていくと、少しずつほどけることがあります。その手段の一つとして、20代・30代向けのキャリアコーチングがあります。
ここで紹介するのは、転職を決めていない段階から相談できるサービスです。一人の担当者が約3ヶ月、自己理解のところから入社後まで伴走する形になっています。
申し込みの流れはシンプルです。
1. LINEで友達追加をする
2. 面談の日程を決める
3. 面談を受ける
面談では、たとえば次のようなことを整理するきっかけになります。
- 休日まで疲れが残るのは、仕事のどの部分が原因なのか
- 今の仕事で、手放したくないものは何か
- 働き方を変えるとしたら、何を優先したいのか
転職の話だけでなく、住居・家族・お金といった生活面の相談もできるのが特徴です。疲れの原因が仕事の外にもまたがっているなら、まとめて話せるのは助かるところだと思います。途中で求人の紹介もあります。
費用は最後までかかりません。採用企業からの成功報酬で運営されている仕組みです。以前の私は、相談にはお金がかかるものだと思い込んでいて、無料と聞くとかえって裏がありそうで身構えていました。運営の仕組みが分かっていれば、少しは構えずに話せるかもしれません。
「まだ何も決めていないのに相談していいのか」と迷う方もいると思います。私も同じことで迷って、画面を閉じたことがあります。ただ、このサービスはもともと転職を決める前の段階から伴走する前提です。決まっていないからこそ話を聞いてもらう、という使い方でいいのだと思います。
合わないと感じたら、そこでやめて構いません
良いところばかりではないので、先に書いておきます。
まず、心身ともに疲れきっていて、人と話す気力もないときは、休むことを優先したほうがいいと思います。体調が心配なときは、医療機関に相談するという道もあります。
また、途中で求人の紹介もあるので、今は転職まで考えていない段階だと、少し戸惑うかもしれません。
話してみて合わないと感じたら、続けなくて構いません。向こうも仕事として相談を受けているので、気をつかいすぎる必要はありません。
次の休みを少しでも自分のものにするために
休日に疲れて何もできない状態が続いているなら、一度だけ誰かに話してみるのも一つの方法です。
うまく話せなくても、聞きたいことが決まっていなくても構いません。「休みの日も疲れが抜けない」という一言からでも、話は始められます。続けるかどうかは、話してみてから決めればいいと思います。
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今すぐでなくても大丈夫です。こういう選択肢があると頭の片隅に置いておくだけでも、次の休日の過ごし方が少し変わるかもしれません。

