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残業が当たり前なのはおかしい?そう感じるのは要領のせいとは限らない理由

転職・キャリア
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「残業 当たり前 おかしい」。こんな言葉で検索するとき、はっきりした答えがほしいというより、自分の感覚がずれていないかを確かめたい気持ちのほうが強いのではないでしょうか。

「残業が当たり前」をおかしいと感じるのは、要領が悪いからなのか

定時を過ぎても、誰も席を立たない。帰ろうとすると、少し気まずい。休みの日も疲れが残っていて、気づけば一日が終わっている。周りが当たり前のようにこなしているので、「おかしい」と感じる自分のほうが甘いのかもしれない、と思ってしまう。

私にも、職場への不満とこの先への不安が、頭の中でひとかたまりになっていた時期がありました。疲れた日は「このままでいいのか」と思い、何事もない日は「まあいいか」と流す。結論が日によって揺れるので、自分が何に引っかかっているのかさえ、うまく言葉にできませんでした。

「おかしい」と感じるのは、要領が悪いからとは限りません。今の働き方と、自分がこうありたいと思う暮らしのあいだに、ずれがあるというサインかもしれません。そのずれの正体が分からないまま、しんどさだけが続いている。検索したくなるのは、そんな状態のときなのだと思います。

「普通」の物差しが、職場の中にしかない

残業が当たり前かどうかを判断しようとしても、比べる相手はたいてい今の職場の人たちです。上司も同僚も同じ環境で働いているので、そこでの「普通」が、いつの間にか自分の基準になっていきます。外の働き方を知る機会は、思っているより多くありません。

知人から聞いた話ですが、前の職場では毎晩遅くまで残るのが当たり前で、職場を移って初めて「定時に帰る人が普通にいる」ことに驚いたそうです。中にいるあいだは、それが特別なことだとは気づかなかったと言っていました。

もう一つは、疲れた状態のまま考えようとしていることです。残業が続くと、平日は帰って休むだけで精一杯になり、休みの日は回復に使ってしまう。落ち着いて自分の働き方を振り返る余裕が、そもそも残っていません。

さらに、「会社がおかしいのか、自分が悪いのか」という問いの立て方そのものが、答えを出しにくくしています。業務の量、職場の慣習、自分の仕事の進め方、望んでいる暮らし。本当は別々に考えたほうがいいことが、一つの問いにまとまってしまっているからです。

調べれば情報はいくらでも出てきます。ただ、読むほど「こうすべき」が増えて、自分が何を望んでいたのか分からなくなることもあります。私も、記事を開いては途中で閉じたことが何度かありました。

一人で答えが出ないのは、考える力が足りないからではなく、比べる材料と考える余裕が手元にないから、というほうが近いのだと思います。

職場の外の人に話すと、何が整理できるか

そこで選択肢の一つになるのが、20代・30代向けのキャリアコーチングです。転職を決めていない段階から相談でき、一人の担当者が約3ヶ月、自己理解から入社後まで伴走してくれる形のサービスがあります。

申し込みの流れは、次のとおりです。

1. LINEで友達追加をする
2. 面談の日程を決める
3. 面談で話す

相談の中で整理できるのは、たとえばこんなことです。

  • 今の働き方の何がしんどいのか(残業の量なのか、休めない空気なのか、仕事の中身なのか)
  • 自分はどんな働き方や暮らしを望んでいるのか
  • 今の職場のままで変えられそうなことと、環境を変えないと難しそうなこと

転職そのものだけでなく、住居や家族、お金といった生活面の相談もできるので、「働き方を変えたら暮らしはどうなるのか」まで含めて話せます。途中で求人の紹介もあるため、今の職場の外にどんな働き方があるのかを知る材料にもなります。

費用は最後までかからず、採用企業からの成功報酬で運営されています。

とはいえ、「まだ辞めると決めていないのに、相談していいのか」と迷う方もいると思います。私も、決めていないのに相談していいのか迷って、画面を閉じたことがありました。ただ、このサービスは、転職を決めていない段階からの相談を前提にしています。決めるための材料を集める場として使う、と考えれば、少し気持ちが軽くなるかもしれません。向こうもそれが仕事なので、遠慮する必要はありません。

向いていない人と、先に知っておきたいこと

すでに次の職場の方向が固まっていて、応募先を早く探したい方には、自己理解から入る進め方が遠回りに感じられるかもしれません。約3ヶ月かけて伴走する形なので、短い期間で結論を出したい方にも合わない場合があります。

また、途中で求人の紹介もあります。この点は、先に知っておくと安心です。

そして、話してみて合わないと感じたら、続けなくて大丈夫です。一度話したからといって、最後まで進めなければいけないわけではありません。

「おかしい」と感じた気持ちを、置き去りにしないために

残業が当たり前の職場にいると、「おかしい」と感じた気持ちは、忙しさの中で少しずつ薄れていきます。でも、その引っかかりは、自分の暮らしを考え直すきっかけでもあります。

ちょっとでも気になっているなら、一度話してみるのもありだと思います。続けるかどうかは、話してから決めれば十分です。

「何がしたいか分からない」から、「自分で選んだ」と言える転職へ【キャリナビ】

今すぐでなくても構いません。疲れている日は休むことを優先して、少し余裕ができたときに、この選択肢を思い出してもらえたらうれしいです。

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