「残業が多い。辞めたい」と検索したものの、結果を見ても気持ちが決まらない。そんな状態でこのページを開いた方もいるかもしれません。
残業が多くて辞めたいのに、そう言い切れない理由
帰りが遅い日が続いて、家に着いたら食べて寝るだけ。休みの日は、疲れを取っているうちに終わってしまう。自分の時間がどこにあるのか分からなくなると、「辞めたい」という言葉が浮かんできます。
それなのに、そう口に出すのはためらってしまう。どこの会社もこのくらい忙しいのかもしれないし、自分の要領が悪いだけなのかもしれない。辞めたところで、次の職場が楽になるかどうかも分からない。そうやって考えているうちに、また次の一週間が始まります。
私にも、疲れた日は「もう辞めたい」と思い、何事もない日は「まあいいか」と思う、そんなふうに結論が揺れていた時期がありました。どちらが本音なのか、自分でもよく分からなかったのです。
「辞めたい」は、まだ結論ではないのだと思います。「このままだと、何かがすり減っていく気がする」という感覚に、とりあえず付けた名前に近いものです。だから、すぐに決められなくても不思議はありません。
残業の多さを一人で考えても、答えが出にくいわけ
一人で考えても答えが出にくいのは、意志が弱いからでも、考えが足りないからでもありません。そうなりやすい事情がいくつかあります。
一つ目は、比べるものがないことです。自分の職場の残業が多いのか普通なのかは、ほかの職場を知らないと判断できません。知人から、同じ業界でも会社によって帰る時間がまったく違ったと聞いたことがあります。けれど、働きながらそれを調べる機会はほとんどありません。
二つ目は、考えるための余力が残っていないことです。残業が多い毎日を送っていると、平日の夜はくたくたで、休日は回復するだけで精一杯になります。先のことを落ち着いて考えるには時間と気力が要りますが、その両方を今の働き方が持っていってしまいます。
三つ目は、「辞める」か「続ける」かの二つしか見えていないことです。本当は、「何がいちばんつらいのか」を確かめる段階や、「どんな条件なら続けられるのか」を考える段階があるはずです。それが抜けたまま大きな決断だけを迫られるので、手が止まってしまいます。私も「転職するか、しないか」ばかり行き来して、何が嫌なのかを書き出したことすらない時期がありました。
さらに、しんどさの中身が一つとは限りません。残業の長さなのか、休みに休めないことなのか、この先も同じ働き方が続くと思うと気が重いことなのか。それらが絡まったまま「辞めたい」の一言にまとまっていると、どこから手を付ければいいのかが見えなくなります。
答えが出ないのは、材料と余力と整理する場が足りていないからです。自分の力が足りないせいではありません。
まだ辞めると決めていなくても、話してみるという選択
一人で抱えている状態を変える方法の一つに、キャリアの相談を受けてくれるサービスを使う、というものがあります。ここで紹介するのは、20代・30代向けのキャリアコーチングです。転職を決めていない段階から、一人の担当者が約3ヶ月、自己理解から入社後まで伴走してくれる形になっています。
申し込みの流れはシンプルです。
1. LINEで友達追加をする
2. 面談の日程を決める
3. 面談を受ける
面談では、先ほどの「絡まったしんどさ」をほどいていくことになるでしょう。残業のどこがいちばんつらいのか、今の職場で変えられることと変えられないことは何か、自分は仕事に何を求めているのか。一人では後回しになりがちなことを、話しながら言葉にしていけます。
転職そのものだけでなく、住居や家族、お金といった生活面の相談ができるのも特徴です。辞めたあとの暮らしが心配で動けない、という方にとっては、そこを一緒に考えられるのは大きいと思います。途中で求人の紹介もあるので、ほかの職場の働き方を知る材料にもなります。
費用は最後までかかりません。採用企業からの成功報酬で運営されている仕組みです。
「まだ辞めると決めていないのに、相談していいのかな」と迷う方もいると思います。私も以前、決めていないのに相談していいのか迷って、画面を閉じたことがありました。ただ、このサービスは転職を決めていない段階から伴走する前提で作られています。決めきれない状態こそ、話す意味がある段階なのだと思います。向こうもそれが仕事なので、遠慮はいりません。
合う人・合わない人と、先に知っておきたいこと
良いところだけではなく、合わないかもしれない点も書いておきます。
約3ヶ月かけて一人の担当者と進めていく形なので、今すぐ求人だけをたくさん見たい方には、まどろっこしく感じられるかもしれません。また、途中で求人の紹介があるため、まだ転職の話まで考えられないという段階だと、少し身構えてしまうかもしれません。
そして、話してみて合わないと感じたら、続けなくて構いません。相談したからといって、転職しなければいけないわけではありません。
残業に追われる毎日から、少しだけ離れて考えるために
残業が多くて辞めたいと感じているなら、それは今の働き方を見直す時期に来ているというサインかもしれません。とはいえ、すぐに何かを決める必要はありません。
ちょっとでも気になっているなら、一度話を聞いてもらうのもありだと思います。費用は最後までかからず、続けるかどうかは相談してから決められます。
「何がしたいか分からない」から、「自分で選んだ」と言える転職へ【キャリナビ】
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今はまだ気が進まない、という方もいると思います。それでも大丈夫です。このページを開いたことで、「このままでいいのか」と考え始めているのは確かです。その感覚を、気が向いたときのために覚えておくだけでも十分だと思います。

